気を付けよう!Webコンテンツを印刷物にする際の注意点

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近年のメディアミックスにより、チラシをWebコンテンツにしたり、書籍を電子書籍にしたりと紙媒体をWeb上にて新たな形で表現することが多くなってきました。

では、逆にWebコンテンツを紙媒体へすることは可能なのでしょうか?

結論から言いますと、Webコンテンツを紙媒体へすることは可能です。しかし、Webコンテンツを紙媒体へと落とし込む際、気を付けなくてはならない点がいくつかあります。

今回の記事では、この注意する点についてご説明していきましょう。例として、最近はやりのブログを書籍化するという作業から特に注意すべき2点を見ていきます。

まず、最も重要な事は、そのブログの内容が著作権や肖像権など、あらゆる権利・法律を侵害していないかという点を確認することです。

たとえば、既存のキャラクターなどを使用していてはいけません。それは自分で模写して書いたとしてもダメですし、画像加工等のテンプレートとして提供されているキャラクター画像などでも使用はできません。

画像加工やメールの絵文字などで提供されているキャラクターの使用はあくまで個人的な使用に限られています。いくら有料で提供されていて、それを購入したからと言っても許可されている範囲以外の使用を行うと著作権侵害となり、最悪の場合、出版差し止め・賠償金の支払いなどといったことにもなりかねませんので注意しましょう。

また、写真などで人物が写っている場合は、肖像権を侵害する恐れがありますので、かならず写っている方に出版の許可を取りましょう。この時、口約束ではなく書面などで許可を明確化しておくと安心です。

また、引用文なども注意が必要です。これは、著名人であっても、一般人であっても、書籍であっても、他のブログやSNSからであっても注意しましょう。引用文として許可されるにはルールがありますのでこのルールが守られていることが重要です。

つまり、無料で閲覧できるブログだとある程度黙認されていたことが、書籍として販売し利益を得られるようになる際には厳しく線引きされることがとても多いのです。

ブログを書籍化する際に、出版社等の編集人が携わる場合は、このような著作権・肖像権の問題はクリアになる事が多いですが、自費出版などでブログの書籍化を行う場合、このような確認がおろそかになっていると、せっかくの出版が台無しになってしまいますので気を付けましょう。

次に、画像を使用している場合、解像度を確認しましょう。ブログなどのWebコンテンツで画像をアップロードする場合、出来るだけ容量を軽くする必要があります。通常、Webコンテンツで使用されている画像は72dpi~150dpi程度でしょう。

印刷に必要な画像解像度は350dpi以上と言われていますので、Webに掲載されている画像をそのまま使用することは困難といえます。Web用の画像のみしかない場合は描きなおしや写真の取り直し、最悪の場合は画像の掲載はなくなるなどのこともあり得るのです。

ブログの書籍化を意識する場合、使用する画像は解像度の高い元の画像を作成しておいて、Web用に容量を縮小して保存し直したものをブログで使用するといったことが望ましいといえます。

Webコンテンツを印刷する場合は、Webとはまた違った制限などがありますので、Webコンテンツ作成時点で印刷を意識してデータ・情報を作成する必要があるでしょう。