知っておいて損はない!よく聞く印刷専門用語を10個ご紹介

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どこの業界にも、その業界でしか通用しない言葉というものが存在します。今回の記事では、印刷業界でよく使われる専門用語を10個ご紹介させていただきます。

印刷会社との打ち合わせの際に、これらの用語を使用するとよりスムーズに進むこともありますので、是非ご一読ください。

●校正記号
印刷物を校正する際に用いられる用語のことで、独特な表現があります。文字や絵柄の削除には「トル」と指示をします。また校正記号の修正の用語として「イキ」という言葉があり、これは、修正指示を書いたけど修正は不要ですよという意味があります。JISで定められているので、一度確認してみるとよいでしょう。

●アタリ
レイアウトを指示する際に、本文や見出し、図形などそれぞれのパーツが入る位置を指定した輪郭線のことをいいます。通常は黒以外の色の細い線で表現されています。仕上がりの部分にも細い罫線をいれ、イメージを浮びやすくしています。このアタリは印刷時には不要なものなので、印刷の際は必ず削除することが大切です。

●面付け
印刷物を加工する際にページ順や加工方法が正しく簡略に出来るように、一定の法則に従ってデータを並べ配置することです。印刷後のすべての工程に影響してくるため、事前の打ち合わせを行うことが重要となってきます。また、印刷用紙の印面いっぱいに配置することにより、無駄を省き、総印刷枚数を少なくすることができる。

●折丁
ページ物を作成する際に、印刷された紙をどのようにして折るのかを指示した折り見本のことです。実際に折りたたまれた状態になっていて、折丁は32ページ用の16折、16ページ用の八つ折、8ページ用の四つ折、4ページ用の二つ折などがあります。DTP作業ではこの折丁を見ながら面付けをしていきます。

●背丁・背標
折丁が複数あるページ物の印刷物を作成する際に必ず入れられる記号で、背丁はその印刷物は何折り目かというのを示しています。背標は細長い四角で、折りごとに位置をずらして印刷されます。ともに印刷のノド(綴じられる方)側に入れられ、これにより、製本の乱丁などを防止します。

●綴じ
印刷物を製本する際に止める部分のことをいいます。右綴じだと右側に糊付けなど製本の加工がおこなわれています。

●ヤレ
印刷時において、無駄になってしまった用紙のこと。ヤレ紙ともいいます。印刷する際に、まずは色や見当を合わせる必要があります。それらは製品として納品することはできません。そのため、ヤレ紙のほとんどは廃棄されます。

●クワエ
印刷機が紙に印刷をする際、印刷機が紙を掴む部分が必要となってきます。その掴む部分をクワエといいます。この部分はある程度スペースが必要で、印刷はされません。このスペースをクワエ代と言い、クワエの方向をクワエ側、反対をクワエ尻というのです。インクの乗り方や安定性がクワエ側とクワエ尻では異なってきます。

●先刷り・後刷り
印刷時にはインキを刷る順番が決められています。通常4色印刷の場合は、K→C→M→Yの順番で印刷されます。この先に刷る色が先刷り、後に刷る色は後刷りと言うのです。4色印刷機で、4色と特色の金を印刷する場合、特色の金を先刷りし、4色を後刷りするときれいに仕上がるといわれています。

●空通し
用紙によっては、紙粉とよばれる粉が付着している場合があり、その粉は印刷時に白抜けなどの原因となってしまいます。胴にプレートもインキもない状態で用紙を通すことを空通しいい、粉を振るい落とす効果があります。