もう印刷だけでは終わらない!印刷物+○○で可能性を広げよう!

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印刷物を印刷するだけの時代は終わりを告げようとしています。

現在、印刷の市場規模は年々縮小されてきており、印刷会社は苦境に立たされています。多くの会社が淘汰されてきました。

そのような中で、印刷物を作成する側も、新聞の折り込みチラシを打つといったような従来通りの販促活動から視点を変えてきているのです。そして、クライアントの心境の変化に合わせて印刷会社もあらゆる努力をしています。

印刷物を印刷し、配布するだけではなく、そこに付加価値を付けて、よりその印刷物を効果的に使用してもらおうと、印刷業界では様々な取り組みを行っています。

この記事ではそのうちの2つをご紹介していきます。

●PDFデータで広がる電子書籍・電子チラシの普及
新聞を取っている人が年々減少していく中で、折り込みチラシが人の目に留まるという機会も減ってきています。そこで登場したのが電子チラシです。電子チラシは新聞に折り込まれているチラシをWeb上でも閲覧できるサービスです。

実はかなり以前からこのようなサービスはあったのですが、1つ欠点がありました。それは、チラシをjpgなどの画像化してWebにアップロードしていたため、画像や文字がにじんだり、ボケたりして、視認性にかけていたということです。

チラシをそのままの解像度でWebにアップロードするととんでもないくらい容量の大きなデータになります。そのため、データの縮小を行うのですが、その際、画像化された文字なども縮小の対象となったため、全体的に粗く、読みにくいものとなってしまっていたのです。

しかし、PDF形式の普及により、この問題は大きく解決していきました。イラストレーターなどで作成されたチラシは文字と画像など別々に認識されたままPDFデータとなるため、容量を軽くする工程を行ったとしても、画像のみが対象とされ、文字は劣化しなくなったのです。

また、PDFデータは環境などに依存されることなくデータを閲覧することが可能ですので、OSなどを気にしなくてよい気軽さもあります。企業は、PDF化されたチラシをWeb上にアップすることによって、新聞を読まない人々にもそのチラシを見てもらうことが可能となりました。

また、電子書籍も現在急速に普及しています。印刷された本のようにかさばらなくて済みますし、タブレットなどにデータを入れておけば、何冊もの本を手軽に持ち歩くことができるのです。

電子書籍の普及により、出版業界・印刷業界は確かに痛手を負いましたが、紙で読みたいという需要も少なからず存在しています。それらをオンデマンド印刷なども活用しながらケースバイケースで印刷していくことにより、電子書籍との共存は可能となっていくでしょう。

●ARを利用した新たな広告手段
ARをご存知でしょうか?印刷された写真などにスマートフォンを向けると、デジタル上に動画が流れたり、3Dの立体映像になったりするアプリケーションです。

このARシステムを利用することで、商品をより分かり易く、詳細に説明することも可能となったのです。

たとえば家のチラシ場合。写真だけではその一面しか見ることができませんが、写真にAR情報を付帯させることにより、スマートフォン上に350°の外観や、内装、ひいてはプロモーション映像まで表示させることができるのです。

この仕組みと印刷物をうまく掛け合わせることにより、より大きな販促力のあるチラシを作成することが可能となるでしょう。

このように新たな技術と融合して、印刷物はまた次のステップへと歩みを進めています。上手に活用して、効果的な販促活動を行うことも決して難しいことではないのです。