木からデジタルへ…7世紀から続く!印刷の長ーい歴史

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印刷物のない世界に生きたことがある方はいらっしゃらないんではないでしょうか?

それくらい、私たちの生活と印刷物とは日々密接に触れ合っています。そんな印刷始まりってご存知ですか?実はとーっても昔から印刷は行われていたんです。

今回の記事では、印刷の歴史について振り返ってみましょう。

紙は2世紀の中国で生まれました。そして、7世紀には既に木版を利用した凸印刷が行われていたというのです!木版を利用した印刷は木版印刷と呼ばれ、その最古の印刷物といわれているのは、日本に残存する「百万塔陀羅尼」です。

東アジアでは11世紀になると、陶器による活字を使った印刷が行われ、13世紀から14世紀になると金属で活字を使った印刷を行うようになったといわれています。日本では専ら木版印刷が主流となっていましたが、百万塔陀羅尼以降しばらくは印刷物と考えられる資料はでてきていません。

日本で次の木版印刷が確認されたのは平安時代中期のものでした。それ以降、木版印刷の流れを組んでいましたが、安土桃山時代に宣教師たちに日本語を勉強させるための活字を使用した印刷(キリシタン版)が行われるようになりました。

本格的な活字による印刷は1856年の長崎奉行所内で始まります。明治に入ると、西洋式の印刷技法が様々取り入れられ、洋式活版は企業化されていきました。

そんな西洋の印刷のルーツは1450年ごろです。ヨハネス・グーデンベルグが金属活字を利用した活版印刷技術を発明し、瞬く間に印刷が広がっていきました。絵画などは凹版で印刷をされており、文字と画像で印刷の使い分けが行われていたのです。

1798年にセネフェルダーが石版印刷を発明し、これは現在の主流である平版印刷(オフセット印刷)の始まりとなりました。紙への平版印刷を発明したのは、1904年アメリカのルーベルと言われていますが、それ以前に他の分野で平版印刷は活用されていたといわれています。

その後、しばらくは世界的にも活版印刷や、凹版印刷などがメインで行われてきましたが、1960年カラースキャナーが発明されると、その様子は一変していきます。

1970年ごろ日本国内でもカラースキャナーが導入されると、印刷は活版印刷からオフセット印刷へと移行されていくのです。

その後、1985年アメリカで、アップル社、アドビ社、アルダル社を中心としたDTPがはじまり、印刷用版のデータ化が加速化していきました。また、コンピュータやインターネットなどデジタルインフラがどんどんと整えられていったのです。

イラストレーターをはじめ、フォトショップインデザインなどの組版・画像編集のソフトウェアが急速に広まりを見せ、今や組版作業は容易に行えます。また、近年では、デジタルコンテンツの普及により、電子書籍など印刷からまた一つ進んだ形へと進化を遂げていっています。

7世紀、木を彫って紙に写していたその印刷は長い年月をかけ進化発展てきました。そして、これからも、その歩みを止めることはないでしょう。