知らないと危ない!きちんと守ろう著作権と印刷物

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著作権という言葉をご存知ですか?

身の回りにある重要な権利の一つですが、その権利について正しく理解をしている方は実は多くありません。著作権とは、著作物の製作者の権利を守るものであり、「思想や感情などを創造し、形として創作したもの」は製作者に所有権があるのだというものです。

ここでいう創作とは、音楽、文芸、哲学、学術など様々な範囲に属しているものです。以下のようなものがあります。

・小説などの文章の著作物
・絵画や彫刻などの美術の著作物
・地図などの図形の著作物
・写真などの画像の著作物
・パソコンの言語などのプログラミングの著作物
・資料ソースなどのデータベースの著作物 など

著作権というものは特許や商標登録のように、どこかに申請して許可をもらって得る権利ではありません。そのものを制作、または発表をした時点で自動的に与えられる権利です。

印刷関係で、特にかかわってくるのは、文章や図形画像の著作物についてになります。

著作権と印刷物の関係の歴史は実はとても古いのです。ドイツで活版印刷が発明されてから、印刷技術は急速に広がり、発展してきました。そのなかで、様々な文芸や資料の復刻、複製が行われたのですが、一方で、海賊版や無断複製などの問題も引き起こしていました。

そんな中、1710年イギリスのアン王女は、初めて個人に対して著作権を認めたのです。既刊本の著者には21年間の、未発刊本の著者には14年間の出版権を与えました。これが始まりとなり、世界各地で著作権はどんどんと浸透していきました。

では、印刷物を作成する際に著作権の面で気を付けなくてはいけないこととはいったいどのような事でしょうか?

まず、大前提として、他人の画像や文章などを勝手に使用しない!ということがあります。これは完全に著作権を侵害しています。本を執筆しているときに、気に入ったフレーズがあったからそっくりそのまま使用した、なんていうのもいけません。

チラシを作成する際に、良い写真が無かったから、インターネットで検索して最もイメージに合う写真を勝手に使用したなんていうことも絶対にしてはいけません。

これらのようなことを行った場合、裁判などに発展することもあります。

また、執筆者に執筆を依頼したけど、イメージと違ったので、大幅に変更をさせてもらった、というようなことも著作権を侵害しています。内容を修正したい場合などは、かならず執筆者に確認を取り、了承を得るか、執筆者本人に書き直してもらう必要があります。

また、著作権フリーとされた画像を広告に使用したい場合なども、利用規約をよく読みましょう。著作権フリーと書かれている場合は、何らかの条件(商業利用はしないなど)が付いている場合がほとんどです。よく確認し、必要とあれば権利者に連絡許可を得ましょう。

著作権については、とても細かい判断が必要となってきます。もちろんすべてオリジナルで作成されたものなら一番良いのですが、多少なりとも流用や、他の要素が入る場合は、よく注意して作成を行いましょう。