読まれやすい、読みやすい!フォントのセオリー

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文字を読むときに、フォントを気にしたことはありますか?

普段文字を読むときにフォントを意識して読むという方はそう多くないのではないでしょうか?しかし、実際の印刷物というのは、そのフォントについて読み手に読まれやすいかどうかということを重要視して作成されているのです。

限られたスペースにいくつものフォントが使用されていると、それだけでガチャガチャとうるさい印象を与えます。なかなか読み手が読もう!と思えなくなるのです。

例えばスーパーのチラシなどの場合でも、商品の料金部分の文字はすべて同じフォントで作成されていることが多いですよね?それだけでなく、商品名は商品名で、説明文は説明文でとそれぞれ統一されていることが多いでしょう。

そうすることにより、チラシに一体感が生まれます。また、情報を整理しやすくなるのです。また、金額のみ他と大きく異なるフォントを利用することにより、金額に対する印象が残り易くなります。

フォントの基本として、肉付きに差がある明朝体と、すべて同じ太さで出来ているゴシック体があります。

報告書や、注意事項、会社案内、約款など、文章となっている部分は、これら、ベーシックなフォントを使用するとよいでしょう。装飾されたクセのあるフォントの場合、150文字を超えると、一気に読みづらさを感じてしまうのです。

そのため、きちんと文章を読んでもらう必要がある場合は、基本的な明朝体やゴシック体を使用し、目立たせたい部分や、小見出しのみフォントを変えるといったレイアウトを組むことで、より読みやすく、すっきりとした見た目になります。

また、フォントに対してぼかしを入れたり、影を付けたり、縁を囲んだりする際に、あまりに細いフォントを使用すると、かえって目立たなくなってしまうものです。効果に文字が埋もれてしまうのです。

また、明朝体とゴシック体ですが、それぞれにも特性があります。明朝体は横線が細く縦線が太くなっています。そして、日本語で言えば、筆で書かれたようにきちんとトメハネの区別がなされています。

明朝体は、印刷技術と共に発展してきており、インキのコスト面や小さな文字でも潰れにくいこと、文字の視認性において広く汎用されてきました。

対してゴシック体は、均一の太さの線で構成されています。力強い印象を与えるため、強調したり、目立たせたい部分などに多く使われています。小さな文字で使用すると潰れて読みづらくなってしまうという欠点はありますが、最近は細いゴシック体などフォントの種類も増えてきました。

以前は、本文は明朝体、強調部分はゴシック体といった使用方法がよく取られていましたが、近年では細いゴシック体が多用されるようになったため、このゴシック体を本文で使用されることも多くなってきました。

また、近年注目されているフォントとしては、ユニバーサルフォントがあります。老若男女問わず視認性と可読性の高いフォントとして、徐々に浸透してきています。

フォント1つでその印刷物の印象はガラリと変わります。そのため、レイアウトを組む際は、様々なフォントの組み合わせを試してみることをオススメします。