紙…種類によって仕上がり印象はがらりと変わります

f:id:hitokoburakuda2012:20151127125557j:plain

生活している中で、印刷物に触れる機会というのはとても多いことでしょう。

新聞や、チラシや、パンフレットをはじめ、請求書や領収証、コピー用紙や写真など、これらはすべて異なる紙に印刷されています。紙を意識して身の回りを見ると案外面白いかもしれません。

印刷物を発注する際に、紙の種類を指定することが可能です。この紙を使いたい!というものがあれば別ですが、なかなか紙のイメージとは湧きづらいものではないでしょうか?

たとえば、普段生活していて、「あ、この紙いいな」と思うものがあれば、それを見本として印刷会社に相談してみることもよいでしょう。見本から、どのような紙の種類なのかということは容易にわかります。

ただ、なかなか紙を選びきれないということもあるでしょう。そのような場合の選び方の基本をお伝えします。

まず、カラー印刷の場合ですが、一般的にはコート紙、マット紙、上質紙などがあります。コート紙やマット紙は、表面に加工がしてあり、発色がきれいです。そのため、写真や画像の再現性なども高く鮮やかに仕上がります。

一方上質紙は、一般的なコピー紙と同じで、表面がざらつき、吸水性もありますので、どうしても乾燥すると色が沈んでしまいます。そのため、写真や画像などといったものの印刷には不向きといえます。

逆に、手になじみが良いので、報告書や、書籍など、じっくり読んでもらうものなどの印刷物としては適しているでしょう。

では、コート紙とマット紙のどちらが良いかということですが、これはもう好みの問題でもあります。

コート紙は表面がつるつるしています。そのため、写真などはより鮮やかに見えるでしょう。光沢のある感じに仕上がることができます。マット紙は表面の光沢は無いですが、インキのしみこみがよいです。コート紙よりも手になじみやすいので、じっくりと読んでもらうものには向いているといえるでしょう。

また、紙の種類だけでなく、厚さも指定できます。紙によって異なるのですが、同じ紙の種類でも様々な厚さが存在しており、厚さが違うだけでその紙の印象もがらりと変わります。チラシなどはあまり厚い紙ですと折り込み対応が出来なくなってしまうので注意も必要です。

紙の色味も様々なものがあります。同じ白色の紙であっても、青みがかった白や、赤みの強い白、黄色っぽい白から、純白まで、多岐にわたるのです。これは印刷するカラーのバランスによって決めると良いでしょう。

青みがかった白の紙では白がより白らしく見えますし、赤みのある白ですと、肌色が健康的に生えるといわれています。もちろん白だけでなく、赤や緑など紙自体に色がついているものに印刷することも可能です。

そういった場合は、カラー印刷はあまり向いていません。黒や単色カラーまたは、複数の単色の組み合わせで印刷すると良いでしょう。

また、特殊紙も使用することができます。和紙やトレーシングペーパーのように透けた紙に印刷することも可能です。ただし、特殊紙に関しては対応可能かどうか印刷会社に確認する必要があります。また、印刷会社によっては段ボールなどに印刷できるところもあります。

印刷会社によっては、実際の紙の見本を見ることも可能なので、そういった場合は、是非一度実物を見て手に取って確認されることをオススメします。