STEP.10ちょっと待って!納品された印刷物はまずチェック

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データの入稿も終わり、あとは納品されるのを待つだけ!となると少し気が楽になりますよね。

でも、ちょっと待ってください!納品された印刷物は必ずチェックをしましょう!あまりないことではありますが、仕上がった印刷物が、予想と大きく異なることもあるのです。

印刷物を発注した際に、実際の納品物とは別に印刷見本など、仕上がりの見本をもらうことがあります。仕上がり見本を確認することはもちろんですが、可能であれば、実際の納品物も確認してみることをオススメします。

仕上がり見本は、印刷会社が特にキレイな仕上がりで完成したと判断する製品を付けることが多いです。めったにないことではありますが、納品された製品のクオリティにバラつきがあることもあります。

悪質な印刷会社の場合、仕上がり見本としてはキレイなものを渡していても、納品物は、色がズレていたり、折りの位置がバラバラだったり、汚れがついていたりなど、質の悪いものが混ざっていたりする場合も実際にあったりするのです。

また、チラシなどの場合は、納品物は折り込みセンターなどに直接納品され、こちらに見本が届くのが、その後ということもあるでしょう。そのような場合でも、必ずチェックしてくださいね。

検品をする際は、出来れば契約書や仕様書を手元においておくとよいでしょう。書かれている仕様通りに仕上がっているか確認していきましょう。

大まかにチェックするポイントは以下の通りです。
・サイズ
・仕上がり形態(折りなどの加工)
・色
・誤字脱字

サイズは仕上がったものをみると、間違っているはずないと思われることが多いですが、実は印刷物の不具合としてはよくあることです。実物だと分かりづらいかもしれませんが、実際に使用した際に他と異なるとか、仕様があわないとなって気づかれることが多いので、あらかじめ定規などで確認しましょう。

仕上がり形態は、折りや、綴じなどの加工があった場合、その加工がきちんとなされているかを見る必要があります。帳票などの場合は、ミシンの入れ忘れがよくあるので、そのような加工も必ずチェックしましょう。

色については、印刷された色があっているか、写真や画像などの色味が希望通りかをみていきます。印刷機で色を合わせるときに、タイトルの文字を調整するために青みを強くしたら、写真の人の顔色が悪くなってしまったなんて事態もあります。そのため、全体の色味が希望通りか見ることはとても重要です。

そして、最後にもう一度誤字脱字を確認しましょう。文字の間違いは、何度見ても見落としてしまうこともあります。実際に印刷物となって気づかれるということもとても多いです。

印刷が終わった後だと取り返しがつかないじゃないかと考える方もいらっしゃるでしょうが、たとえばチラシで商品の金額が間違っていたなんてことになると、その損害は印刷のやり直しの非ではありません。

実際、チラシの金額を間違えたまま折り込みされてしまい、その金額を見て訪れたお客様に多大な迷惑をお掛けしたということもあるのです。

全てをチェックする必要はありませんが、納品されたものが、正しいものであると確認することはとても重要な事なのです。

いかがでしたでしょうか?10ステップで原稿を整理するところから納品された後の検品のところまで説明してみました。中々知ることのできない印刷知識について、参考にしてみていただければ幸いです。