STEP.7単色?4色?色の確認は忘れずに!

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印刷をするときに最も重要なことの一つに色があります。印刷物をカラーで印刷するのか単色で印刷するのかということです。印刷で色というと、黒一色、カラー印刷、特色印刷に分かれます。

黒一色で印刷すればもちろん一番低コストで収まります。帳票や書籍、報告書などは黒一色でも問題のないものも多いでしょう。しかし、チラシなどの印刷だとインパクトには欠けるかもしれません。

また、カラー印刷は、CMYKの4つのインキを掛け合わせて印刷します。このCMYKのインキであらゆる色を再現しているのです。Cはシアンで、水色系のインキです。Mはマゼンダで濃いピンクのような色のインキで、Yはイエローで黄色のインキです。そしてKはブラックで黒のインキになります。カラー印刷はインキの数や版の数からコストが割高になっています。

また、特色インキと呼ばれるものもあります。カラー印刷はCMYKのインキを掛け合わせて印刷することによってさまざまな色を再現しますが、あらかじめ、特色インキはあらかじめインキ自体に様々な色が存在しています。

たとえて言うなら、絵の具のようなもので、チラシを緑色で印刷したい場合、カラー印刷は、シアンとイエローを掛け合わせて再現しますが、特色インキの場合は、あらかじめ緑色のインキを練っておいて、そのインキで印刷します。つまり、カラー印刷だと2種類のインキを使用しますが、特色インキではインキの種類が1種類でよいのです。

このことにより、黒一色ではさみしいけれど、コストをかけたくない!といった時の強い味方になります。特色インキ1色だと、カラー印刷よりはコストが安く済みます。また、カラー印刷では再現が出来ない、蛍光色や金や銀といったメタリックカラーも印刷することが可能です。

また、これらのインキは掛け合わせて使用することが可能です。たとえば、黒と特色インキの2色で印刷することも可能ですし、特色インキを3種類などで印刷することもできます。印刷会社によっては、カラー印刷と特色印刷を同時にすることも可能なので、興味がある場合は相談してみるとよいでしょう。

ただし、注意しなくてはならないこともあります。印刷機械によって、印刷できる色数は決まっているということです。枚葉印刷での8色印刷機などですと、8色まで対応可能ですが、印刷機械によっては、4色までや2色までなど色数が限られます。対応は1色のみという機械もあります。

また、オンデマンド印刷ですと、特色という概念がありません。CMYKのトナーを使用して色を再現するため、印刷で選択できる色は黒一色かカラーかの2種類になります。

もちろんオンデマンド印刷でも緑一色などで印刷することは可能ですが、その場合はシアンのトナーとイエローのトナーの掛け合わせとなり、カラー印刷となるのです。

印刷物のすり色を決めるという作業はとても重要な工程となります。その後のデータ制作などにも影響が出てきますので、出来るだけ早めに決定しましょう。