STEP.6知っておこう!データ作成の基礎知識

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印刷物を作成する際に、レイアウトやデザイン、印刷用データの作成を印刷会社で作成してもらう場合は、印刷用に適したデータを作成してもらえるため、すべてお任せをすれば大丈夫です。

しかし、ご自分で印刷用データを入稿する場合は、様々な点に注意する必要が出てきます。

まず、インターネットで注文ができるネット通販型印刷会社の場合は、ホームページをよく確認しましょう。入稿データについての注意事項が必ず記載されています。その記載に沿ったデータを作成しなくてはいけません。

営業担当などが打ち合わせをしてくれる印刷会社の場合も、必ず入稿データの仕様についての説明がありますので、その説明を正しく理解し、指示通りのデータで入稿することが大切です。不明点などは必ず確認し、解決するようにしておきましょう。

ほとんどの印刷会社で、AdobeIllustratorPhotoshopなどで作成されたデータに対応しています。そのため、データを作成する際は、これらのソフトを使用するとよいでしょう。

一般に、ビジネスシーンで使用されることの多いMicrosoft Officeのソフトですが、これらのデータの場合は、対応していない印刷会社もあります。そのため、印刷会社への確認が必ず必要となってきます。

最近では、PDFという形式でファイルを保存することも可能になってきています。このPDF形式なら対応できるという印刷会社も多いです。

また、これらのソフトで作成されたデータを印刷用データに変換する会社などもありますので、そちらを利用して入稿用データを作成することもできるでしょう。

今回は、最もポピュラーなIllustratorを使用してデータを作成する際の基本的な知識をご紹介します。

まず、用紙サイズですが、仕上がりサイズか、仕上がりサイズよりも大きなサイズを選択してください。そして、仕上がりサイズでアタリ罫と呼ばれる透明の枠線を引きましょう。このアタリ罫がすべての基準となりますので、間違いのないサイズで枠線を引くことが重要となってきます。

そのアタリ罫の中に絵柄を配置していきますが、最も注意することは、色についてです。書類にはRGBモードとCMYKモードがありますが、印刷用のデータを作成する際は必ずCMYKモードで作成しましょう。

カラーで印刷する場合は特に気にする必要はありませんが、単色で印刷する場合は、更に注意が必要です。単色で印刷する場合はデータも単色で作成する必要があります。

これは、黒一色で印刷するときに限ったことではなく、赤一色で印刷したり、青一色で印刷したりするときも同様です。

黒以外の色はカラー印刷のように感じますが、赤の場合は赤いインキ1つで、青の場合は青いインキ1つで印刷しますので、データも1つの色で作成する必要があります。

その際、スポットカラーという機能を使用して作成することをオススメします。この機能を使用した場合、たとえば薄い赤などを使いたいときも、基準となる赤のインキの何%という指定ができます。そのため、単色でのデータ作成が容易に出来るようになるのです。

この仕上がりサイズのアタリ罫を入れることと、作成する際、色に注意することは、すべての印刷会社に共通して守るべき必須事項といえますので、データ作成の基礎知識として身につけておきましょう。