STEP.3アナタはどのタイプ?印刷用データの種類

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最近の印刷会社は、印刷用の版を作製する際、DTPにて印刷用プレートを出力することが多くなっています。つまり、原稿をデータ化して作業するのです。

例えば紙に手書きで原稿を書き、それを印刷してもらうにしても、印刷会社ではいったんその手書きの原稿を取り込んで、画像データ化しています。そして、その画像データから印刷用のプレートを作成するのです。

そのため、印刷会社へ入稿する原稿などはデータで渡すことが推奨されています。では、どのようなデータで渡せばよいのでしょうか?

これは、印刷用のデータを誰が作成するのかによって異なります。印刷会社に作成してもらう場合、デザイナーに作成してもらう場合、印刷用データをご自分で作成する場合の3つからご自身にあったデータの作成方法を選びましょう。

まず、印刷用データを印刷会社に作成してもらう場合についてです。テキスト原稿や、使用する画像などを印刷会社に渡し、デザインやレイアウトを印刷会社の方でしてもらいます。データを印刷会社自身で作成するので、こちらは特に何かを注意することはありません。

ただし、この場合は、レイアウト等こちらのイメージを詳しく伝えること、印刷会社で作成されたものに間違いや抜けがないかをよく確認することが重要となってきます。印刷会社との密なコミュニケーションがポイントです。

次に、デザイナーに作成してもらう場合や自社でデータを作成する場合ですが、データを作成する前に必ず印刷会社にデータ仕様について確認をとりましょう。

最近の印刷会社は、Adobeのソフトを使用して印刷用データを作成しているところがほとんどです。そして、デザイナーも同様のソフトを使用していることが多いでしょう。しかし、同じソフトを使用していても、OSが異なったり、ソフトのバージョンが異なったりすると、不具合が生じる可能性もあるのです。

また、保存形式も、ai、eps、pdf、psdなど様々あります。印刷会社によっては対応していない保存形式もあるので注意しましょう。

出来る限り、印刷会社と同じ環境でデータを作成することが望まれますので、よく確認することが大切です。

また、フォントの問題も侮れません。フォントも使用しているパソコンによって異なるため、こちらにインストールされているフォントが、印刷会社にもあるとは限りません。

Adobeのソフトでは、フォントにアウトラインをかけてパス化したり、フォント情報を埋め込んで保存することにより、そのフォントを有していないパソコンで開いても文字化けせずに使用できるという機能もありますので、これらの機能を有効に利用しましょう。

ご自身でデータを作成したいけど、Adobeのソフトは持っていない!という方や、Microsoft Officeのデータをそのまま印刷してほしい!という方もいらっしゃることでしょう。ご安心ください。印刷会社によっては、ワードやエクセル、パワーポイントなどのデータを印刷用に変換してくれるサービスもあるのです。

印刷会社やデザイナーにレイアウトやデザインを頼むとどうしてもデザイン料などが発生してしまいます。ワードなどを使用してご自身で作成し、それを印刷用のデータに変換してもらえれば、コストも抑えられます。

全ての印刷会社で対応してくれるわけではありませんが、対応可能か相談されてみてもよいでしょう。

ただし、先で説明した通り、フォントの問題もあります。ワードやエクセルにはフォントをアウトライン化したり埋め込んだりする機能はありませんので、印刷会社と共通のフォントを使用してデータを作成することが必須となります。